適正化事業実施機関において取り扱った苦情等の事例
 長野県貨物自動車運送適正化事業実施機関では、一般の皆様や運送事業者からの苦情・相談などに対応し、解決に努めています。そのなかには事業用トラックによる危険運転行為やマナー違反、引越におけるトラブルなどの苦情が多く寄せられており、ここではその一部を紹介しています。
 プロドライバーとしての適確な法令順守、、一般ドライバーの模範となるような高い運転マナー、また、周囲の交通への思いやり運転、ていねいな荷扱いなどを常に心がけるよう運転者、作業者への指導・教育を徹底して下さい。
 なお、事例は随時追加掲載しています。
     
 
 物損事故について 
苦情内容  自宅の壁にトラックがぶつかったが、そのまま行ってしまったため、追いかけ捕まえた。その後運送会社から謝罪と壁の修復をしてもらったが再び3ケ月後に同じ場所で同じ運送会社のトラックが壁を壊す物損事故を起こした。
社長が来ると言っていたのに来ず、他の人が対応。最初の事故の時に荷主から今後の対応策として運行経路変更、事故現場を通らない、もしくは車両を小型にするという書面をもらっている。にもかかわらず再度の事故。
現場は小学校の通学路でもあるので再発防止策を書面で残して欲しい。
措  置  当該事業者に事実確認をした。とにかく最初の対応が悪かった事、今後は事案によっては社長も含めて誠意ある対応を心掛けるよう指導した。
     
 
 過積載について 
苦情内容  トラック運転手だが、車種は2.6t~2.8t。都内から長野まで中古の机やロッカーを運んでいるが、時々重量オーバーがある。量ってみたところ3.9tあった。お客様から「今日はこれ」と言われるため断れない。会社に注意してもらえませんか?
措  置  事業者役員に内容を連絡する。重大な事象のため早急に善処する旨を要請。通報者は「匿名」を申し出ているため慎重に進めるようお願いした。
     
 
 煽り行為と威嚇行為 
苦情内容  国道19号、大豆島付近で車間距離不保持、執拗な煽り行為・青信号で出遅れると警笛で激しく威嚇行為をして恐怖を感じた。緑ナンバーのついた貨物車のハンドルを操作する者がそのような運転をするとは理解できない。
措  置  当該各事業者が確認したところ事実であった。本人に事実確認をすると急いでいたので煽り行為になってしまったとのこと。厳重注意を行い、他の運転者にも改めて教育するとの事。
 
     
 
 制限速度オーバー危険な運転 
苦情内容  80km制限速度なのに90~100kmで走っており危険。この会社に直接苦情を入れたらその位の速度は出してもいいと指導してるとのこと。あまりにも不適切な対応なので指導してほしい。
措  置  当該各事業者の運行管理者がそのような指導をしている旨を回答している事が判明。社長にドライバーに対する規制速度の遵守の徹底と違反を黙認するような回答をしないよう社員に徹底する旨を指導した。
 
     
 
 接触ギリギリの車線変更、危険行為  
苦情内容  国道にて午後2時頃、急な車線変更で危険な思いをした。接触はなかったもののギリギリであり非常に危険。自分は50~60kmで走行していたがトラックはかなり早いスピードだった。指導してほしい。
措  置  当該各事業者が確認したところおおむね事実であった。急に割り込んだ意識はなくともトラックが一般車両に与える影響は大きいので一層の自覚が必要。改めて当該運転手に指導教育を徹底することとした。
 
     
 
 Gマークのトラックが交差点で危険な運転行為 
苦情内容  Gマークステッカーを貼ったトラックが、交差点でウィンカーを出さずに左折したり、赤信号に変わろうとしている交差点に突っ込んで走り去った。Gマークを取得している会社が交通違反をしていいのか。指導して欲しい。
措  置  当該各事業者が確認したところおおむね事実であった。Gマークの意義と使命を再認識するとともに、法令順守とプロドライバーとしての運転マナーを高めるよう全従業員に再徹底することとした。
 
     
 
 両耳にイヤフォンをして運転 
苦情内容  複数の運送会社のドライバーが、両耳にイヤフォンをして運転しているのを見かける。外部の音が聞こえない状態で運転しているものと思われ、危険極まりないので注意して欲しい。
措  置  当該各事業者が確認したところ事実であった。当該ドライバーには厳重に注意することとした。
 
     
 
 高速道路であおり行為とジグザグ運転 
苦情内容  午前5時30分頃、中央道下り線を90km/hくらいで走行中、トレーラがあおり行為をした後追い越して行った。その後上り坂で速度が落ちたので追い越そうとしたら、ジグザグ運転を始め追い越させないようにしてきた。危険なので厳重注意して欲しい。
措  置  当該事業者が確認したところ事実であった。当該ドライバーには厳重に注意することとした。
 
 
 国道で危険運転を繰り返し 
苦情内容  午前5時頃、国道142号線笠取峠下りで大型トラックがあおり行為、はみ出し禁止区間での追い越し、信号無視をしていた。以前も同じ会社のトラックが同様のことをしていた。プロドライバーなのだから模範運転であるべき。指導して欲しい。
措  置  当該事業者が確認したところ通報のような事実は見当たらなかったが、全ドライバーに安全運転を再徹底することとした。
 
 期限切れのGマークステッカーに意見 
苦情内容  Gマークの期限が切れているステッカーを貼ったトラックを見かける。有効期限の文字を大きくするとともに、年度別に色分けをしたらどうか。
措  置  全日本トラック協会に消費者の意見として意見反映をすることとした。
 
 観音扉を開けたまま走行 
苦情内容  今、観音扉を開けたまま走っているトラックがいる。自転車に当たりそうになった。危険なので大至急止めて欲しい。
措  置  当該事業者が無線連絡をとり止めさせた。帰社後、当該ドライバーに厳重注意することとした。
 
 国道を100km/hで暴走し危険な車線変更も 
苦情内容  午後2時過ぎ、国道141号線の2車線区間でを大型トラック2台が、100km/hくらいで頻繁に車線変更をしながら暴走していた。近くには学校もあり危険だ。Gマーク事業者でもあり、協会から強力に指導して欲しい。
措  置  当該事業者が確認したところ、2人とも入社して日の浅いドライバーであった。厳しく指導することとした。
 
 高速道路で危険なあおり行為 
苦情内容  長野道でトラックに後ろ1mぐらいにピッタリつけられ、あおり行為を受けて大変怖い思いをした。他の車にも同様の行為を繰り返していた。協会から強力に指導して欲しい。
措  置  当該事業者が確認したところ、過去にも何度か苦情を受けたドライバーであった。安全運転教育を徹底的に行うこととした。
 
 通行禁止のスクールゾーンを走行 
苦情内容  スクールゾーンの特定中型車以上通行禁止の規制時間内にトラックが通行していた。子供たちの通学路であり、危険なので協会から注意して欲しい。
措  置  当該事業者が確認したところ、当該ドライバーが規制を失念していた。全ドライバーに再徹底することとした。。
 
 国道であおり行為と暴言
苦情内容  国道の片側2車線の登坂路で大型トラックを追い越したら、その直後からそのトラックにあおり行為を受けた。停車したら暴言を吐かれ恐怖を感じ110番した。指導して欲しい。
措  置  当該事業者の運行管理者から全ドライバーに対して、プロドライバーとしてのマナーを再徹底することとした。 
 
 トンネル内での危険な無灯火走行
苦情内容  トンネル内で緑ナンバーのトラックが無灯火で走行している。大変危険なので注意して欲しい。
措  置  当該事業者で事実を確認。全ドライバーにトンネル内は前照灯の点灯を再徹底することとした。
 
 早朝のアイドリングによる騒音
苦情内容  毎朝3時頃から市有の空き地にトラックが駐車し、エンジンをかけっぱなしにしているため、周囲の住民の安眠妨害になっている。指導して欲しい。
措  置  当該事業者が実態を確認。翌日から荷卸し待機場所を周囲に迷惑とならない場所に変更することとした。
 
 大幅な速度超過とウィンカー不点灯  
苦情内容  50㎞/h規制の国道を70㎞/h以上のスピードで走行し、ウィンカーも出さないで車線変更をしている。車両後部に「法定速度厳守」と「デジタコ装着車」のステッカーが貼ってあった。厳重に注意して欲しい。  
措  置  当該事業者の運行管理者から全ドライバーに対して、プロドライバーとしてのマナーを再徹底することとした。 
 
 大型トラックによる長時間にわたるあおり行為
苦情内容  制限速度50㎞/hの国道を流れに乗って前車に続いて走行中、大型トラックに後ろにぴったり付けられあおられた。分岐路でトラックが離れるまでの約30分間大変怖い思いをした。注意して欲しい。
措  置  当該事業者が確認したところ、タコグラフには当該時刻に70㎞/hが記録されていた。全ドライバーに再教育を実施することとした。
 
 助手席ウィンドにカーテン等を設置
苦情内容   60km/規制の国道を70~80km/hくらいで走行する大型トラックがあり、信号待ちで停車した際隣車線から見たところ、助手席窓にカーテンがひいてあり、せーフティウィンドには有色フィルムが貼ってあった。危険極まりないので注意して欲しい。
措  置  当該事業者が事実確認し、撤去するとともに全ドライバーに対して安全運転の再教育を行うこととした。
 
 運転台からタバコの投げ捨て
苦情内容  前を走る大型トラックが火のついたタバコを投げ捨てるのを2回目撃した。火事にでもなったら大変なことになる。厳重に注意して欲しい。
措  置  当該事業者が事実を確認。当該ドライバーはもちろんドライバー全員に再教育を実施することとした。
 
 深夜のあおり行為とはみ出し禁止違反
苦情内容  午前2時半頃、50km/h規制の国道を60km/hくらいで走行中、後方から蛇行運転によるあおり行為を受けた。はみ出し禁止区間であったが、あおり行為のあと自車を抜いて行った。厳重注意して欲しい。
措  置  当該事業者が事実を確認。当該ドライバーはもちろんドライバー全員に再教育を実施することとした。
 
 普通車の駐車スペースに大型トラックを長時間駐車
苦情内容  道の駅で普通車(乗用車)の駐車スペースに大型トラックが長時間駐車している。カーテンを閉めており、貼り紙もしたが動かしてくれない。歩道脇で排気ガスの苦情もあった。指導して欲しい。
措  置   当該事業者が事実を確認。当該ドライバーはもちろんドライバー全員に再教育を実施することとした。
 
 運転中に携帯電話を使用
苦情内容  走行中の大型トラックの運転手の目線がおかしいと思ってよく見たら携帯電話を使用していた。危険なので停車してから電話するよう指導して欲しい。
措  置  当該事業者で事実を確認。全ドライバーに運転中の携帯電話の使用禁止を再徹底することとした。